注目銘柄
2022/12/26 11:38
(8306) 三菱UFJフィナンシャル・グループ インドネシアの有力なフィンテック企業であるアクラクに265億円出資
三菱UFJ銀行はインドネシアの有力なフィンテック企業であるアクラクに265億円出資する。出資比率は10%程度となる。アクラクには中国のフィンテック企業アント・グループやタイのサイアム商業銀行も出資しており、企業価値を15億ドル前後と評価しているようだ。アクラクはデジタル技術を使った後払い決済を手掛けており、登録者は約3000万人で、21年度の売上高は約6億ドルとなっている。初めての利用者でも、申し込みから審査、承認までの手続きが10~20分程度で完結する。
インドネシアでは銀行口座の普及率が6割程度、クレジットカードの普及率も10%程度で、利用する層としてはクレジットカードを持たず、手数料無料の分割払いを希望する人が想定されている。インターネットの普及率やEC売上高が大きく伸びており、後払い決済の伸びる余地は大きい。バンク・オブ・アメリカは、2025年には後払い決済市場の規模が9500億ドル(約128兆円)近くに上ると試算している。
インドネシアでは銀行口座の普及率が6割程度、クレジットカードの普及率も10%程度で、利用する層としてはクレジットカードを持たず、手数料無料の分割払いを希望する人が想定されている。インターネットの普及率やEC売上高が大きく伸びており、後払い決済の伸びる余地は大きい。バンク・オブ・アメリカは、2025年には後払い決済市場の規模が9500億ドル(約128兆円)近くに上ると試算している。