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2022/9/26 10:25
(7201) 日産自動車 常温暗所でも効果を発揮するウイルス不活性化技術
日産自動車は東北大学と共同で、「常温暗所でも効果を発揮する空気酸化触媒活性種によるウイルス不活性化技術」を開発した。ウイルス表面のタンパク質などを酸化して変性・分解し、ウイルス不活性化への応用が期待できる。また、通常、酸化に必要な光照射を必要とせず、空気中の酸素を酸化剤として働かせて、常温暗所でも効果を発揮する。共同開発した自動車用塗料の高分子基材、内外装材に使われる繊維材料や有機高分子材料に使用されるラジカル触媒を活用しており、ウイルスの酸化による不活性化への適用を研究開発していた。
自動車の空調にはシャープなど電機大手の不活化技術が使われてきたが、自動車塗料の添加剤「HALS」を利用することで、コストが削減できる。空調機器や空気清浄機のフィルター、抗菌・抗ウイルス性基材に加え、マスク、医療用各種繊維製品など、幅広い応用が期待できる
自動車の空調にはシャープなど電機大手の不活化技術が使われてきたが、自動車塗料の添加剤「HALS」を利用することで、コストが削減できる。空調機器や空気清浄機のフィルター、抗菌・抗ウイルス性基材に加え、マスク、医療用各種繊維製品など、幅広い応用が期待できる