東京都で、二人目のサル痘患者が確認された。ＷＨＯでは、78の国で1万8000人を超える感染者を確認しており、23日には「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言している。70％が欧州、25％が南北米国ではあるが、パリでは、サル痘専用のワクチン接種センターが開設されるなど、波紋が拡がっている。

国内では2022年7月29日に厚生労働省が専門部会で、天然痘ワクチンをサル痘予防に使うことの可否を審議する。

プレシジョン・システム・サイエンスは、スペインのセルテスト社のサル痘ウイルスDNA PCR検査キット「VIASURE Monkeypox virus Real-Time PCR Detection Kit」を7月1日から販売開始している。研究用試薬ではあるが、国内で感染拡大するようなら、関連銘柄として注目されそうだ。自社が販売する全自動PCR検査装置「ジーンリード エイト」へ適用する。