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2022/7/11 10:40
(6995) 東海理化電機製作所 インドに6拠点目となる新工場を建設、スマートキーを増産
東海理化電機製作所はインドに6拠点目となる新工場を建設する。2024年度中ごろにスマートキーや、シフトレバーなどの生産を開始する計画で、2030年には売上高約200億円を目指す。新工場を設けるのは12年ぶりで、トップシェアを誇るマルチスズキへの納入を目指し、タタ自動車など現地メーカへの納入も目指す。
車の施錠や始動装置としてスマートキーの活用は拡がっており、トヨタ自動車は、スマホアプリの操作によりドアの開閉などができる「スマートキーボックス」を日米のカーシェアやレンタカー事業で活用している。キーを身に付けているだけで、ドアの施解錠を行うことができるな機能と、キーを使わずににエンジンを始動できる機能はもはや先進国では当たり前となっているが、車の販売が伸び悩んでおり、東海理化は成長が見込めるインド市場に注力する。
新たな中期経営計画では、30年度までの売上高を6000億円超とし、300億円程度の営業利益を見込む。機械的なスイッチ類は車の電動化が進むことで需要が減る見込みで、スマートキーは車向けに限らず住宅などにも需要がある。東海理化は、トヨタ向けスマートキーでデンソーに次ぐ約3割のシェアを持つ。販売が減少する新車よりもカーシェアやレンタカー向けをターゲットとする戦略が注目されている。
車の施錠や始動装置としてスマートキーの活用は拡がっており、トヨタ自動車は、スマホアプリの操作によりドアの開閉などができる「スマートキーボックス」を日米のカーシェアやレンタカー事業で活用している。キーを身に付けているだけで、ドアの施解錠を行うことができるな機能と、キーを使わずににエンジンを始動できる機能はもはや先進国では当たり前となっているが、車の販売が伸び悩んでおり、東海理化は成長が見込めるインド市場に注力する。
新たな中期経営計画では、30年度までの売上高を6000億円超とし、300億円程度の営業利益を見込む。機械的なスイッチ類は車の電動化が進むことで需要が減る見込みで、スマートキーは車向けに限らず住宅などにも需要がある。東海理化は、トヨタ向けスマートキーでデンソーに次ぐ約3割のシェアを持つ。販売が減少する新車よりもカーシェアやレンタカー向けをターゲットとする戦略が注目されている。