東レは、
空気電池用イオン伝導ポリマー膜を開発した。リチウム
空気電池のセパレータに適用することで、安全性の向上と電池の長寿命化が図れ、EVや産業用
ドローン、UAM(空間輸送する都市交通システム)などの航続距離を拡大できる。
空気電池は、正極に酸素、負極に金属リチウムを用いる電池で、従来の
リチウムイオン電池と比較して軽量かつ理論重量エネルギー密度が10倍以上と高い。
東レは、開発した無孔イオン伝導ポリマー膜を用いてリチウム金属電池を試作し、電池作動時間が10倍以上になることを確認した。