沖電気工業は、静岡沖電気とオキシーテックを統合し、水中音響機器と技術の開発、各種計測、機器整備事業を手掛ける「OKIコムエコーズ」を設立した。
自衛隊向けの
防衛関連事業で培った通信や
センサーなどの水中音響技術を民生用の安全航行や海洋探査にも転用することで、成長ドライバーと位置づけている。水中音響など特機システム事業の売上高を8年後に倍増させる計画。国内唯一の水中音響計測施設「固定式計測バージ」は、海洋計測エンジニアリングで存在感が高い。
コンサルティングを主な事業とし、海洋資源の保全、海洋データの収集および海洋事業者に向けたインフラ活用サービスも展開するようだ。