東レは、2021年11月18日、米子会社のZoltekでラージトウ
炭素繊維の生産設備増強を決定したと発表した。投資額は約140億円で、メキシコ工場の生産能力を年産1.3万トンから2万トンに引き上げる。全体の生産能力は年産3.5万トンになる。生産開始は2023年からを予定する。
環境負荷が少ない
再生可能エネルギーとして
風力発電の新規導入が進む中、発電効率向上を目的に発電翼の長尺・軽量化要求が強まり、比重が低く、比強度・比剛性が高い
炭素繊維の使用比率が増加している。ラージトウ
炭素繊維の中長期的な市場成長が見込まれることから、増産する。
東レの株価は1.67%安の708.7円で推移している。