注目銘柄
2021/11/12 10:45
(4507) 塩野義製薬 コロナ薬開発へ研究者の8割投入
みずほ証券が、投資評価「買い」を継続、目標株価を6650円から8300円に引き上げた。ファイザーの新型コロナに対する飲み薬である「パクスロビド」が重症化を89%防ぐという画期的な成果を挙げたため、同じ3CLプロテアーゼ阻害剤である塩野義製薬の「S-217622」の開発成功確率が高まり、利益寄与を見込み目標株価を引き上げた。11月末頃には治験結果が判明し、年内に承認申請する可能性がある。
塩野義製薬は、海外の製薬会社とパートナーシップの交渉を始めており、グローバル展開後は年間で最大20億ドル(約2230億円)の売り上げが見込めるとしている。海外企業とのパートナリングによる生産能力拡大も焦点となる。ファイザーショックによる売りは一巡したが、「パクスロビド」並みの薬効のハードルは高い。
塩野義製薬は、海外の製薬会社とパートナーシップの交渉を始めており、グローバル展開後は年間で最大20億ドル(約2230億円)の売り上げが見込めるとしている。海外企業とのパートナリングによる生産能力拡大も焦点となる。ファイザーショックによる売りは一巡したが、「パクスロビド」並みの薬効のハードルは高い。