タカラバイオは2022年3月期の経常利益を171億円から202億円と18.1%上方修正した。新型
コロナPCR検査関連製品や一般研究用試薬の回復基調が想定以上。受託事業の原価率改善も寄与し増益となる見通し。年間配当も20円から24円に増配する。
また、2022年3月期第2四半期(4-9月)の経常利益は272%増の142億円となった。遺伝子医療が減少した一方、試薬、機器・受託が増加。新型
コロナのPCR検査関連製品の増加や一般研究用試薬の回復が貢献した。
タカラバイオの株価は1.93%安の2947円で推移している。