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    上方修正 2021/11/4 15:05
    (8053) 住友商事 当期利益を31%上方修正 増配も 株価も上昇
    住友商事は2022年3月期の当期利益を2900億円から3800億円と31%上方修正した。資源ビジネスでの資源価格の上昇や非資源ビジネスでの鋼材事業や建機関連事業が底堅く推移していることから増益となる見通し。年間配当も70円から90円に増配する。

    また、2022年3月期第2四半期(4-9月)の四半期利益は2410億円となった(前年は▲602億円)。ボリビア銀・亜鉛・鉛事業での販売数量増加などが寄与した。

    セグメント別では、金属事業の利益は229億円(前年は▲141億円)。海外スチールサービスセンター事業や北米鋼管事業などが増益となった。

    輸送機・建機事業の利益は334億円(前年は▲198億円)。前年のインドネシア自動車金融事業での損失計上の反動やリース事業、自動車関連事業が増益となった。

    インフラ事業の利益は183億円(前年は▲70億円)。前年の豪州発電事業での損失計上の反動や海外発電事業が堅調に推移したことが寄与した。

    メディア・デジタル事業の利益は2%減の192億円。国内主要事業会社が堅調に推移した。
    生活・不動産事業の利益は109%増の192億円。不動産事業の大口案件や欧米州青果事業で米国市況の回復から増益となった。

    資源・化学品事業の利益は1041億円(前年は▲560億円)。前年にマダガスカルニッケル事業で損失を計上した反動や資源価格が高値で推移したこと、化学品トレード・農業資材ビジネスが堅調に推移したことなどが寄与した。

    住友商事の株価は1.47%高の1660.5円で推移している。

株式情報更新 (11月27日)


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