ANAホールディングスは通期経常利益を50億円から▲1400億円に下方修正した。新型
コロナ変異株の流行などで影響が長期化し、旅客需要が大きく減少した。
また、2022年3月期第2四半期(4-9月)の経常利益は▲1155億円となった(前年は▲2686億円)。
国内線の旅客収入は41.7%増の1118億円。新型
コロナ感染者拡大に伴う
緊急事態宣言が繰り返されたことなどが影響した。
国際線の旅客収入は54.9%増の304億円。海外赴任・帰任を中心とするビジネス需要やアジア発北米行きの接続需要が回復を始めた。
ANAホールディングスの株価は0.2%安の2653円で推移している。