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    注目銘柄 2021/10/26 10:38
    (2269) 明治 HD 傘下のKMバイオロジクスが、新型コロナワクチン実用化を1年前倒し
    明治 HD傘下のKMバイオロジクスは、2021年3月から国内第1/2相臨床試験を開始した新型コロナ感染症に対する不活性化ワクチン「KD-414」で、高い安全性と有効性を確認しており、3回目の追加接種(ブースター)に使うための臨床試験治験)を年内にも始める方針を明らかにした。2022年夏頃に厚生労働省に承認申請し、2023年の実用化を目指すとしていたが、最も早くて2022年秋の実用化を目指すと1年前倒しした。

    不活化ワクチンは弱毒化したウイルスを用いる手法で、インフルエンザワクチンなどで広く普及している。生後6カ月から18歳未満に投与する「小児用」の治験も、来春にも始めたいとしている。小児向けは国内でも十分に治験ができるため、できるだけ早く承認をとりたい意向のようだ。

    厚労省の「ワクチン生産体制緊急整備事業」に採択されており、実用化に向け22年4月までに年1500万回分の生産体制も構築する。開発には国立感染症研究所や東大医科学研究所、Meiji Seikaファルマも協力している。

株式情報更新 (11月27日)


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