塩野義製薬の手代木功社長は、27日に国内第2/3相
臨床試験を開始した
コロナ治療薬「S-217622」について、ホテル療養者などの
治験参加も見込み、無症状・軽症患者を約2100人登録し、年内に
臨床試験を終えて
承認申請するとの考えを示した。一部報道では年内に
承認申請に向けた協議を開始するとされており、時期はなお流動的だが、100万人分を来年3月までに供給する原材料と製造能力は確保したとしている。抗ウイルス活性については、経口薬開発で先行しているメルク、ファイザー、ロシュと同様かそれ以上と期待している。