6月通期売上を前回予想上限の1060億円、営業利益を15億円の赤字～15億円の黒字を45億円の黒字、純利益を予想上限の21億円から50億円へ上方修正した。4月に続いて2度目の上方修正となる。最終損益は一転黒字に浮上する。主力のフリマアプリで中高年層の需要が増加し、60代以上の利用者が昨年同期比4割以上の伸びを示した。コロナ下の巣ごもり消費も継続しており、メルペイでは定額払いの利用増による収益力の強化が着実に進捗している。

広告宣伝費を計画以上に削減しており、国内の好調に加えて、米国事業も徐々に収益基盤が強化されている。東証再編では流通時価総額基準を大きく上回っており、プライム市場への昇格の有力候補と見られている。