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2021/6/15 09:27
(9101) 日本郵船 LNG自動車運搬船を12隻、1000億円で発注
日本郵船は、LNG自動車運搬船を12隻、1000億円で発注すると報じられている。日本郵船は約100隻の自動車運搬船を運航しているが、二酸化炭素排出量を削減できるLNG船は2020年10月に竣工した「サクラリーダー」の1隻のみ。1隻あたり約7000台を搭載可能で、二酸化炭素(CO2)排出量は約40%改善出来るが、2050年の排出量50%削減のため、投資を加速する。今後約10年間は新造自動車専用船をすべてLNG燃料船とし、2030年代半ば頃からは、水素やアンモニアなどを燃料とする環境対応船へ置き換える計画。中国や韓国勢に押されている造船業界には朗報となる可能性がある。
商船三井もLNG船部長の経験を持つ橋本社長が就任した。20年代は既存船を順次LNG船に切替え、30年代以降はアンモニア燃料船を主力とする見通し。
商船三井もLNG船部長の経験を持つ橋本社長が就任した。20年代は既存船を順次LNG船に切替え、30年代以降はアンモニア燃料船を主力とする見通し。