岩谷産業は、2023年度までの3年間の中期経営計画「PLAN23」を策定した。「脱
炭素社会に向けた戦略投資の強化」と「デジタル化の推進」を基本計画に掲げ、24年3月期の経常利益を400億円(21年3月期は334億円)目標とする。3年間で水素エネルギー社会の推進に600億円、成長投資に700億円など、累計1500億円を投資する。成長投資にはガス&エネルギーに500億円、マテリアル事業に200億円を振り向ける。
国内
水素ステーションは現在の53カ所から83カ所に拡大、米国では大型トラック向けを含め3年で23カ所を建設する。液化水素は23年度に3割増の9000万立方メートルの販売を目指す。