富士フイルムは、2020年10月1日、米VLPセラピューティクスが開発する新型
コロナウイルスワクチンの製剤の製造受託契約を締結したと発表した。
VLPセラピューティクスは、レプリコンを用いることで少量接種でも高い効果を発揮し、副作用リスクの低減や一部の遺伝子変異にも対応できる新型
コロナワクチンの研究を進めている。2020年8月にAMEDが公募した「新型
コロナウイルス感染症に対するワクチン開発」に採択され、今後臨床開発が行われる予定。
富士フイルムは、レプリコンを内包する脂質ナノ粒子製剤の生産プロセスを開発し、治療薬製造を行う。