JR西日本の2021年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益は▲997億円となった(前期は622億円)。新型コロナウイルスの影響で観光利用の減少や出張抑制などによる鉄道利用の減少や商業施設などの営業停止や時短営業などが影響した。

セグメント別では、運輸業の営業利益は▲868億円。新型コロナウイルスの影響で利用顧客が大幅に減少した。

不動産業の営業利益は27.6％減の66億円。ショッピングセンターでの休業要請などが影響した。

ホテル業などのその他の営業利益は▲75億円。ホテル業では大型連休中の宿泊の新規予約停止や一部施設の休業、旅行業では移動の自粛により需要が大幅に減少した。

JR西日本の株価は195円安の4528円で推移している。