塩野義製薬の2021年3月期第1四半期(4-6月)の営業利益は19.1%減の256億円となった。通期は15.6%減の1103億円を計画しており、進捗率は23.2%となった。新型
コロナウイルス感染拡大で医薬品市場が縮小。長期収載品を中心に、薬価改定による影響を受けた。
また、7月13日に新型
コロナウイルス感染症に対するトータルケアとワクチン事業への本格参入を目的にワクチン生産の設備投資を行う事を決議した。投資額は417億円で、設備の導入時期は2020年度としている。
塩野義製薬の株価は142円安の6303円で推移している。