大日本住友製薬は通期営業利益を880億円から750億円と14.8%下方修正した。取得したスミトバント社の業績が加わることから販管費、研究開発費の増加が見込まれ減益に修正した。
また、2020年3月期第3四半期(4-12月)の営業利益は73.9%増の814億円となった。2型糖尿病治療剤「トルリシティ」の売上拡大や2型糖尿病治療剤「エクア」「エクメット」の販売の開始、非定型抗精神病薬「ラツーダ」の伸長が寄与。がん領域などで開発計画を含む事業計画の見直しで減損損失を上回る費用の戻り入れが発生し増益となった。
大日本住友製薬の株価は16円安の1979円で推移している。