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2019/10/23 10:29
(4005) 住友化学 北米の天候不順の影響で農薬出荷が当初想定を下回り、医薬品の開発計画も見直し
9月中間期売上を1兆1800億円から1兆1070億円へ下方修正、営業利益を750億円から1020億円へ上方修正、純利益を350億円から290億円へ下方修正した。売上は石油化学原料の低下で、販売価格を引き下げた影響が出る。北米の天候不順の影響で農薬出荷が当初想定を下回り、飼料添加物「メチオニン」の市況も低下した。営業利益は医薬品の開発計画を見直したことで、減損損失を上回る費用の戻り入れが貢献する。円高による為替差損も発生した。
3月通期売上は2兆4400億円から2兆3300億円へ下方修正、営業利益は1900億円から1700億円へ、純利益は1000億円から500億円へ下方修正した。為替を1ドル=110円から105円へ見直す。エネルギー・機能材料、情報電子化学部門は堅調に推移しており、事業見直しと円高が変動要因。液晶ポリマーの成長に期待がかかる。
3月通期売上は2兆4400億円から2兆3300億円へ下方修正、営業利益は1900億円から1700億円へ、純利益は1000億円から500億円へ下方修正した。為替を1ドル=110円から105円へ見直す。エネルギー・機能材料、情報電子化学部門は堅調に推移しており、事業見直しと円高が変動要因。液晶ポリマーの成長に期待がかかる。