注目銘柄
2019/6/11 10:50
(7956) ピジョン ピジョンの第1四半期は減収減益、中国事業にリスク
ピジョンの第1四半期にあたる2-4月売上は1.3%減の254億円、営業利益は17.3%減の45億円、純利益は18.5%減の31億円と減収減益となった。国内ベビー・ママ事業はインバウンド需要の鈍化で売上が減少、中国事業は哺乳器が好調ながら、為替の影響もあり、売上は0.7%減の77億円、利益は3.1%減の28億円となった。決算期を12月に変更しているが、売上は1062億円、営業利益200億円、純利益は143億円と増収増益計画を据え置いている。
ピジョンの中国事業はネット通販の比率がほぼ半分となっている。中国ECに依存するリスクはあるが、インフルエンサーの起用や新製品発表をネット中継するなど、さらなるシェアアップを目指している。為替感応度は1円の元安・円高で年間売上が21億円押し下げられる。前第4四半期で中国事業に若干の減速感が見られた。第1四半期も減収減益となったことで、警戒感が強まりそうだ。ピジョンの株価は85円高の4260円。
ピジョンの中国事業はネット通販の比率がほぼ半分となっている。中国ECに依存するリスクはあるが、インフルエンサーの起用や新製品発表をネット中継するなど、さらなるシェアアップを目指している。為替感応度は1円の元安・円高で年間売上が21億円押し下げられる。前第4四半期で中国事業に若干の減速感が見られた。第1四半期も減収減益となったことで、警戒感が強まりそうだ。ピジョンの株価は85円高の4260円。