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2019/5/15 10:05
(7729) 東京精密 半導体製造装置が減速傾向、前期末配当は59円から66円へ増配
東京精密の前3月期売上は15.1%増の1015億円、営業利益は17%増の202億円、純利益は15.3%増の146億円で着地した。前期は創業来最高の売上・利益を計上したが、後半は半導体製造装置の関連投資が抑制され、受注も減少した。工作機械も後半に減速している。
2020年3月期売上は13.3%減の880億円、営業利益は38.2%減の125億円、純利益は38.6%減の90億円を計画する。半導体は過剰在庫の調整局面で、半導体や電子部品メーカーが投資に慎重なことから、需給バランスによる市況回復は下期を想定している。他の半導体関連と同様の見通しだが、IoTや5G普及への期待が強い割には、回復感を感じさせない見通しとなっている。東京精密の株価は41円高の2881円。
2020年3月期売上は13.3%減の880億円、営業利益は38.2%減の125億円、純利益は38.6%減の90億円を計画する。半導体は過剰在庫の調整局面で、半導体や電子部品メーカーが投資に慎重なことから、需給バランスによる市況回復は下期を想定している。他の半導体関連と同様の見通しだが、IoTや5G普及への期待が強い割には、回復感を感じさせない見通しとなっている。東京精密の株価は41円高の2881円。