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    決算 2019/5/10 14:36
    (4506) 住友ファーマ 20年3月期は減損損失などが無くなり19.2%の増益を計画
    大日本住友製薬の2019年3月期営業利益は33.4%減の578億円となった。非定型抗精神病薬「ラツーダ」や抗転換剤「アプティオム」の売上増も、無形資産である仕掛研究開発及び販売権の減損損失や生産拠点の統合などに伴う事業構造改善の発生などから減益となった。

    2020年3月期営業利益は19.2%増の690億円を計画する。「ラツーダ」や「アプティオム」、慢性閉塞性肺疾患(COPD)治療剤「ロンハラ マグネア」の販売拡大や減損損失が無くなることが寄与する見通し。

    再生医療分野の開発状況では、サンバイオと共同開発する「SB623」は慢性期脳梗塞を対象としたフェーズ2b試験で主要評価項目が未達。試験の詳細解析を実施しており、その結果を踏まえて今後の開発方針を決定する。「他家iPS細胞由来ドパミン神経前駆細胞」では、パーキンソン病を対象とした医師主導の治験が開始。試験の結果を用いて承認申請を行う予定。

    大日本住友製薬の株価は38円安の2408円で推移している。

株式情報更新 (11月25日)


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