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2019/4/24 18:11
(6645) オムロン 20年3月期は15.2%の減益を計画
オムロンの2019年3月期の営業利益は11.2%減の766億円だった。スマートフォンや半導体関連の需要が減速。下半期には製造業の景況感の悪化がグローバルに拡大。主力のIAB(制御機器事業)やEMC(電子部品事業)が低調に推移した。一方で、SSB(社会システム事業)やHCB(ヘルスケア事業)は成長に寄与した。また、将来の成長に向けて販管費や開発費を戦略的に増加させ、減益となった。
2020年3月期の営業利益は15.2%減の650億円を計画する。社会システム事業とヘルスケア事業では堅調を見込むも、制御機器事業や電子部品事業などでの減少を見込む。
IAB(制御機器事業)の売上高は1.1%減の3918億円、営業利益は15%減の629億円。自動車業界や食品業界は好調に推移。デジタル業界ではスマートフォンや半導体関連の設備投資需要の急減速で減少した。また、中期を見据えた戦略的な人財投資と研究開発投資を実行し、減益となった。
EMC(電子部品事業)の売上高は4.5%減の997億円、営業利益は34.5%減の82億円。民生業界は好調に推移するも、車載業界で需要が減少した。新商品開発や生産性改善投資を実行し、減益となった。
SSB(社会システム事業)の売上高は6.7%増の750億円、営業利益は19.5%増の58億円。駅務システム事業や交通管制・道路管理システム事業が好調に推移した。
HCB(ヘルスケア事業)の売上高は6.5%増の1155億円、営業利益は16.3%増の130億円。グローバルで血圧計の需要が堅調に推移した。
オムロンの株価は横ばいの6070円で推移している。
2020年3月期の営業利益は15.2%減の650億円を計画する。社会システム事業とヘルスケア事業では堅調を見込むも、制御機器事業や電子部品事業などでの減少を見込む。
IAB(制御機器事業)の売上高は1.1%減の3918億円、営業利益は15%減の629億円。自動車業界や食品業界は好調に推移。デジタル業界ではスマートフォンや半導体関連の設備投資需要の急減速で減少した。また、中期を見据えた戦略的な人財投資と研究開発投資を実行し、減益となった。
EMC(電子部品事業)の売上高は4.5%減の997億円、営業利益は34.5%減の82億円。民生業界は好調に推移するも、車載業界で需要が減少した。新商品開発や生産性改善投資を実行し、減益となった。
SSB(社会システム事業)の売上高は6.7%増の750億円、営業利益は19.5%増の58億円。駅務システム事業や交通管制・道路管理システム事業が好調に推移した。
HCB(ヘルスケア事業)の売上高は6.5%増の1155億円、営業利益は16.3%増の130億円。グローバルで血圧計の需要が堅調に推移した。
オムロンの株価は横ばいの6070円で推移している。