JCRファーマーは、大日本住友製薬と大日本住友製薬が選定した候補物質に、JCRファーマが保有する血液脳関門通過技術「J-Brain Cargo」を適用し、両社が権利を持つ薬剤に関して、大日本住友製薬が特定の中枢神経疾患に対する治療薬として開発することに合意し、ライセンス契約を締結したと発表した。

大日本住友製薬は、日本及び北米で、特定された中枢神経疾患を対象として独占的に研究開発・販売する権利を取得。JCRファーマに対して契約一時金及び開発段階に応じた開発マイルストンとして、総額37億円を支払う。また、販売後は販売額に応じたロイヤルティ及び販売額の目標達成に応じた販売マイルストンを支払う。

また、大日本住友製薬は、適応症の拡大と地域(中国)の追加に関するオプション権を保有している。