帝人は通期経常利益を650億円から680億円と4.6％増、純利益を440億円から450億円と2.3％増に上方修正した。

中間期の売上高は各事業の販売が堅調に推移。複合成型材料事業で1月に買収した米コンチネンタル・ストラクチュラル・プラスチックスが加わった影響で増収となった。営業利益は、医薬品分野におけるアルツハイマー治療薬の候補化合物の米メルク者への導出対価計上などもあり増益となった。

通期業績予想は中間期までの実績を踏まえ増益となる見通し。