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    1月のJOLTSレポート:米雇用市場の動向は横ばい
    米労働統計局(BLS)が発表した1月の雇用動態調査(JOLTS)によると、米国の求人件数は前月比ほぼ横ばいの770万件となった。採用件数は540万件、総離職者数は530万件と、それぞれ大きな変動は見られなかった。

    1月の求人件数は770万件で、前年同月比では72万8000件減少した。一方、求人率は4.6%と前月比でほぼ変わらず、不動産・賃貸業界では求人件数が4万6000件増加した。

    採用件数は540万件、採用率は3.4%で、前月から大きな変動はなかった。ただし、鉱業・伐採業では採用件数が6000件減少している。

    総離職者数は530万件で、離職率は3.3%とほぼ横ばいとなった。その内訳では、自発的な離職(退職)は330万件(離職率2.1%)、解雇・退職勧奨は160万件(解雇率1.0%)と、それぞれ大きな変動はなかった。ただし、建設業では退職者数が5万3000件増加し、鉱業・伐採業でも6000件の増加が見られた。

    JOLTSレポートの結果は、米雇用市場が依然として安定していることを示している。求人件数の減少傾向が続いているものの、採用と離職のバランスは取れており、労働市場の急激な悪化は見られない。

株式情報更新 (3月12日)


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