（6023）ダイハツディーゼルは、国の「ゼロエミッション船等の建造促進事業公募」において採択されたた。この事業は、環境負荷の低い船舶の建造を促進し、持続可能な社会の実現を目指すもので、同社はアンモニア燃料エンジンの生産能力強化をテーマに取り組む。ダイハツディーゼルが提案したプロジェクトは、アンモニア燃料エンジンの試験と量産が可能となり、低炭素社会の実現に向けた重要な技術開発が進む見込みだ。

対象経費は約29億4,579万円で、補助金として約9億8,192万円が交付される予定だ。補助金を活用することで、開発スピードの加速とコスト削減が期待されている。

アンモニア燃料は、二酸化炭素（CO2）を排出しない次世代エネルギーとして注目されている。ダイハツディーゼルは、船舶用エンジンの分野でこの技術を導入することで、国際的な脱炭素目標に貢献し、業界全体の競争力強化を目指している。

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