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    クアルコム、アームとの法廷闘争で重要な勝訴
    (9984)ソフトバンクグループ傘下の英アームと米クアルコムの法廷闘争が、クアルコムの勝利で幕を閉じた。審議では3つの争点のうち1つが解決されず、部分的な審理無効(ミストライアル)が宣言された。ノレイカ判事は両社に対し、調停による解決を促している。

    デラウェア州連邦地裁の陪審団は、クアルコムがアームとのライセンス契約に違反していないと判断。これにより、クアルコムは14億ドルで買収したスタートアップ企業ヌビアの技術を用いたチップ開発を継続できることになった。

    クアルコムは、「陪審はクアルコムのイノベーションの権利を擁護し、問題となっていた全てのクアルコム製品がアームとの契約によって保護されていることを確認した」とコメントした。

    一方、敗訴したアームは判決に不満を示し、再審理を求める意向を表明。「陪審が全ての主張について結論に達せなかったことは残念だ」とコメントした。

    今回の判決は、クアルコムのノートパソコン市場進出を後押しする重要な判断と見られるが、残された争点により、両者の法廷闘争は今後も続く可能性がある。一方、ノレイカ判事が示唆した調停が実現すれば、解決が加速する。

株式情報更新 (12月21日)


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