産業技術総合研究所と旭化成が、
ミドリムシから抽出した多糖(パラミロン)をベースとする革新的な接着剤を開発した。この新しい接着剤は、自動車構造材の接着において従来の石油由来接着剤と同等の性能を発揮しつつ、環境に優しい特長を持っている。
ミドリムシから抽出されるパラミロンは、高純度で精製が容易な多糖類。脂肪酸を付加することで接着剤として機能し、従来の石油由来接着剤に代わる持続可能な選択肢となる可能性を示している。
パラミロンは、
ミドリムシ独自の細胞内貯蔵物質で、食物繊維の一種で、(2931)ユーグレナの専売特許と思われたが、意外な用途があったようだ。