中外鉱業は第2四半期累計期間の連結業績予想を上方修正した。売上高は745億円(前回予想比22.1%増)、営業利益は5億円(同108.3%増)、経常利益は4.5億円(同136.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4.4億円(同144.4%増)となる見通しだ。

主力の貴金属事業が好調で、金価格が史上最高値を更新するなど高値圏で推移したことが寄与した。金地金価格と取引高の増加に加え、コンテンツ事業でもアニメ関連グッズの海外向け商品販売が想定を上回った。

鴻池運輸は通期の連結業績予想を上方修正した。売上高は3,470億円(前回予想比2.1%増)、営業利益は215億円(同19.4%増)、経常利益は215億円(同19.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は165億円(同37.5%増)となる見込みだ。

国際関連での航空貨物市場回復やインドでの鉄道貨車輸送量増加、空港関連での単価改定・新規受注などが増収要因となった。海外現地での輸送・倉庫取扱量も好調に推移している。