注目銘柄
決算サマリー:スターティア HD、日本カーバイド工業、木村化工機
スターティアHDは2025年3月期の通期連結業績予想を上方修正した。売上高を従来予想比1.2%増の214億5000万円、営業利益を4.8%増の26億2000万円、経常利益を5.2%増の26億3000万円、親会社株主に帰属する当期純利益を9.1%増の18億円に引き上げた。
上方修正の背景には、上期のITインフラ関連事業が好調だったことがある。ネットワーク関連機器の販売やビジネスフォンのリプレイスが伸び、フロー売上が増加。ストックサービスの拡販も奏功し、ストック売上高も順調に積み上がった。
これを受け、同社は2025年3月期の1株当たり配当金予想も56円に引き上げ、年間配当を102円とする方針を示した。
日本カーバイド工業は2025年3月期の通期連結業績予想を上方修正した。売上高は従来予想通りの500億円を据え置いたが、営業利益を9.5%増の23億円、経常利益を18.2%増の26億円、親会社株主に帰属する当期純利益を40%増の14億円に引き上げた。
上方修正の主な要因は、エレクトロニクス市況の緩やかな回復が継続する見込みであることと、為替差益の計上を見込んでいることだ。特に経常利益と純利益の上振れ幅が大きくなっている。
木村化工機は2025年3月期の通期連結業績予想を大幅に上方修正した。売上高を従来予想比22.2%増の270億円、営業利益を104.5%増の27億2000万円、経常利益を99.3%増の27億7000万円、親会社株主に帰属する当期純利益を89.2%増の19億3000万円に引き上げた。
上方修正の背景には、大型の工事進行基準案件が想定以上に進捗したことがある。また、工程見直しなどにより原価率が改善したことも増益要因となった。
これに伴い、同社は2025年3月期の1株当たり期末配当予想を18円から30円に引き上げ、前期比5円の増配とする方針を示した。
上方修正の背景には、上期のITインフラ関連事業が好調だったことがある。ネットワーク関連機器の販売やビジネスフォンのリプレイスが伸び、フロー売上が増加。ストックサービスの拡販も奏功し、ストック売上高も順調に積み上がった。
これを受け、同社は2025年3月期の1株当たり配当金予想も56円に引き上げ、年間配当を102円とする方針を示した。
日本カーバイド工業は2025年3月期の通期連結業績予想を上方修正した。売上高は従来予想通りの500億円を据え置いたが、営業利益を9.5%増の23億円、経常利益を18.2%増の26億円、親会社株主に帰属する当期純利益を40%増の14億円に引き上げた。
上方修正の主な要因は、エレクトロニクス市況の緩やかな回復が継続する見込みであることと、為替差益の計上を見込んでいることだ。特に経常利益と純利益の上振れ幅が大きくなっている。
木村化工機は2025年3月期の通期連結業績予想を大幅に上方修正した。売上高を従来予想比22.2%増の270億円、営業利益を104.5%増の27億2000万円、経常利益を99.3%増の27億7000万円、親会社株主に帰属する当期純利益を89.2%増の19億3000万円に引き上げた。
上方修正の背景には、大型の工事進行基準案件が想定以上に進捗したことがある。また、工程見直しなどにより原価率が改善したことも増益要因となった。
これに伴い、同社は2025年3月期の1株当たり期末配当予想を18円から30円に引き上げ、前期比5円の増配とする方針を示した。