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2024/11/8 11:37
(7012) 川崎重工業 第2四半期は黒字転換、通期は売上下方修正も事業利益は据え置き
川崎重工業が2024年度第2四半期決算を発表した。売上収益は前年同期比14.9%増の8,841億円、事業利益は477億円の黒字(前年同期は328億円の赤字)となった。
主力の航空宇宙システム事業が大幅な増収増益となり、全体を牽引した。前年同期に計上したPW1100G-JMエンジンに係る損失の反動に加え、航空エンジン事業の採算性改善が寄与した。一方、パワースポーツ&エンジン事業は減収減益となった。北米向け四輪車のリコールや生産遅延の影響を受けた。
通期業績予想については、売上収益を従来予想から700億円下方修正し2兆1,800億円とした。事業利益は1,300億円で据え置いた。航空宇宙システム事業の採算性改善を見込む一方、パワースポーツ&エンジン事業の見通しを引き下げた。年間配当金は従来予想通り140円を維持する方針だ。
川崎重工業は「航空宇宙システム事業はボーイング社のストライキ影響を受けながらも、航空エンジン事業のアフター収益が牽引し、利益見通しを引き上げた」とコメントしている。
主力の航空宇宙システム事業が大幅な増収増益となり、全体を牽引した。前年同期に計上したPW1100G-JMエンジンに係る損失の反動に加え、航空エンジン事業の採算性改善が寄与した。一方、パワースポーツ&エンジン事業は減収減益となった。北米向け四輪車のリコールや生産遅延の影響を受けた。
通期業績予想については、売上収益を従来予想から700億円下方修正し2兆1,800億円とした。事業利益は1,300億円で据え置いた。航空宇宙システム事業の採算性改善を見込む一方、パワースポーツ&エンジン事業の見通しを引き下げた。年間配当金は従来予想通り140円を維持する方針だ。
川崎重工業は「航空宇宙システム事業はボーイング社のストライキ影響を受けながらも、航空エンジン事業のアフター収益が牽引し、利益見通しを引き上げた」とコメントしている。