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2024/11/8 07:44
(7201) 日産自動車 世界の生産能力を20%削減し、9000人規模の人員削減
日産自動車が2025年3月期の業績予想を大幅に下方修正し、三菱自動車工業の株式の一部売却を発表した。
業績予想の修正では、売上高を従来の14兆円から12兆7,000億円に引き下げた。営業利益は5,000億円から1,500億円へと70%も減少する見通しだ。連結販売台数は前回公表値から減少し340万台となる見込みだ。為替レートの前提も、1ドル=155円から149円、1ユーロ=167円から164円に変更した。
三菱自動車工業の株式については、日産が保有する34.07%のうち、最大10.02%を三菱自動車工業に売却すると発表した。11月8日に東京証券取引所の自己株式立会外買付取引で実施する。この売却により、日産は約160億円の関係会社株式売却損を特別損失に計上する。ただし、売却後も三菱自動車工業を関連会社とし、持分法を適用する予定という。
また、2025年3月期第2四半期の連結決算短信も発表された。売上高は前年同期比1.3%減の5兆9,842億円、営業利益は90.2%減の329億円だった。親会社株主に帰属する中間純利益は93.5%減の192億円に落ち込んだ。日産は業績悪化の要因として、販売台数の減少、販売奨励金の増加、インフレーションの影響を挙げている。
日産の経営戦略の見直しと財務体質の強化が急がれる。
業績予想の修正では、売上高を従来の14兆円から12兆7,000億円に引き下げた。営業利益は5,000億円から1,500億円へと70%も減少する見通しだ。連結販売台数は前回公表値から減少し340万台となる見込みだ。為替レートの前提も、1ドル=155円から149円、1ユーロ=167円から164円に変更した。
三菱自動車工業の株式については、日産が保有する34.07%のうち、最大10.02%を三菱自動車工業に売却すると発表した。11月8日に東京証券取引所の自己株式立会外買付取引で実施する。この売却により、日産は約160億円の関係会社株式売却損を特別損失に計上する。ただし、売却後も三菱自動車工業を関連会社とし、持分法を適用する予定という。
また、2025年3月期第2四半期の連結決算短信も発表された。売上高は前年同期比1.3%減の5兆9,842億円、営業利益は90.2%減の329億円だった。親会社株主に帰属する中間純利益は93.5%減の192億円に落ち込んだ。日産は業績悪化の要因として、販売台数の減少、販売奨励金の増加、インフレーションの影響を挙げている。
日産の経営戦略の見直しと財務体質の強化が急がれる。