FOMCは政策金利(フェデラルファンド金利)の誘導目標レンジを0.25ポイント引き下げ、4.5%～4.75%とすることを決定し、金融政策に関する声明を発表した。

・経済状況と金融政策の決定
　経済活動は引き続き堅調なペースで拡大している。
　労働市場の状況は今年初めから全般的に緩和し、失業率は上昇したものの依然として低水準にある。
　インフレは2%目標に向けて進展しているが、やや高めの水準にとどまっている。

・今後の政策運営
　雇用の最大化とインフレ率2%の達成を目指す。
　雇用とインフレの目標達成に関するリスクはおおむねバランスしている。
　経済見通しは不確実であり、二重責務の両面におけるリスクに注意を払う。
　追加的な政策金利の調整を検討する際は、入ってくるデータ、変化する見通し、リスクのバランスを慎重に評価する。