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2024/6/27 07:34
(4901) 富士フイルム HD 「アビガン」て、適応症にマダニ媒介感染症である「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルス感染症」を追加
富士フイルム富山化学は、抗ウイルス薬「アビガン」について、適応症にマダニ媒介感染症である「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)ウイルス感染症」を追加する承認を厚生労働省から取得した。今回の承認は、SFTS治療薬として世界初の承認となる。
SFTSは、マダニが媒介するウイルス感染症で、致死率は約27%と高いうえ、有効な治療薬がこれまで存在していなかった。発熱や下痢、血小板減少などの症状が現れ、重症化すると死亡するケースもある。
アビガンは、富士フイルム富山化学が開発した抗インフルエンザウイルス薬で、新型コロナウイルス感染症の治療薬としても期待されていたが、臨床試験の結果、有効性が確認できなかった。
しかし、SFTSウイルス感染症に対する有効性と安全性が確認されたことから、今回の承認に至った。今回の承認は、SFTS患者にとって大きな朗報であり、治療の選択肢が大幅に広がることになる。
SFTSは、マダニが媒介するウイルス感染症で、致死率は約27%と高いうえ、有効な治療薬がこれまで存在していなかった。発熱や下痢、血小板減少などの症状が現れ、重症化すると死亡するケースもある。
アビガンは、富士フイルム富山化学が開発した抗インフルエンザウイルス薬で、新型コロナウイルス感染症の治療薬としても期待されていたが、臨床試験の結果、有効性が確認できなかった。
しかし、SFTSウイルス感染症に対する有効性と安全性が確認されたことから、今回の承認に至った。今回の承認は、SFTS患者にとって大きな朗報であり、治療の選択肢が大幅に広がることになる。