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2023/6/8 10:00
(6302) 住友重機械工業 アスファルトフィニッシャの自動運転
住友重機械工業グループの住友建機は、日本道路と共同で「アスファルトフィニッシャの自動操舵・自動伸縮システム」を開発した。アスファルトフィニッシャは、道路建設やアスファルト舗装作業で使用される重機の一種で、アスファルトの表面を均一に仕上げる。アスファルト舗装作業の最終工程で使用される。
共同で開発した技術は、機械左右に取り付けたステレオカメラにより、型枠や切削面などの段差を舗装幅として検知、舗装端を基準にしながらアスファルトフィニッシャのスクリードとステアリングを自動で制御する。この2つの操作が自動化されることによりオペレータにかかる作業負担が大幅に軽減される。すでに試験施工は実証済みで、今後はアスファルト混合物を用いた試験舗装を実施する。
アスファルトフィニッシャの国内生産台数は、2022年度で約1000台で、住友建機が約500台、コマツが約300台、日立建機が約200台を製造している。国内シェアは、住友建機が約50%、コマツが約30%、日立建機が約20%となっている。
共同で開発した技術は、機械左右に取り付けたステレオカメラにより、型枠や切削面などの段差を舗装幅として検知、舗装端を基準にしながらアスファルトフィニッシャのスクリードとステアリングを自動で制御する。この2つの操作が自動化されることによりオペレータにかかる作業負担が大幅に軽減される。すでに試験施工は実証済みで、今後はアスファルト混合物を用いた試験舗装を実施する。
アスファルトフィニッシャの国内生産台数は、2022年度で約1000台で、住友建機が約500台、コマツが約300台、日立建機が約200台を製造している。国内シェアは、住友建機が約50%、コマツが約30%、日立建機が約20%となっている。