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2023/5/26 10:27
(5901) 東洋製罐グループ HD 株主還元5年で1800億円 株価てこ入れへ
東洋製缶グループは、2028年3月期まで5年間で約1800億円の株主還元を実施する方針と、伝わっている。中期経営計画では、営業キャッシュ・フローを約3800億円を創出し、政策保有株式を400億円規模で売却することで、成長分野への投資に活用する。「くらしのプラットフォーム」へ向け、3300億円規模の投資(M&A含む)を実施する方針を打ち出している。最終年度である2025年度に、売上高8500億円、営業利益500億円、ROE5%を目指す。
株主還元では、総還元性向80%を目安とし、配当性向50%以上を目指し、1株当たり46円を下限とし、段階的に引き上げる方針も打ち出した。配当総額は800億円規模となる見込み。自己株式取得については、機動的に実施するとしている。これまでは2018年に200億円、2019年に100億円の自己株を取得したが、以降は実施しておらず、1000億円の規模で積極的な姿勢に転じた。東証がPBR1倍割れの企業に対して改善策の公表を要請したことで、低PBRからの脱却を狙う。
株主還元では、総還元性向80%を目安とし、配当性向50%以上を目指し、1株当たり46円を下限とし、段階的に引き上げる方針も打ち出した。配当総額は800億円規模となる見込み。自己株式取得については、機動的に実施するとしている。これまでは2018年に200億円、2019年に100億円の自己株を取得したが、以降は実施しておらず、1000億円の規模で積極的な姿勢に転じた。東証がPBR1倍割れの企業に対して改善策の公表を要請したことで、低PBRからの脱却を狙う。