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2022/12/28 10:44
(5901) 東洋製罐グループ HD 2024年度までに電EVの電池向け部材の生産能力を約6割引き上げ
東洋製罐グループ HDは、子会社の東洋鋼板で、2024年度までに電EVの電池向け部材の生産能力を約6割引き上げる。生産能力を年11万トンから約6割増の18万トンとし、一般的なEV用の電池に使った場合、70万台相当の規模となる。円筒型のリチウムイオン電池を外部からの衝撃などから保護する外装材で、ハイブリッド車向けの電池部材の生産能力拡大を含め、投資額は200億円規模となる。
東洋鋼鈑は、長年培った独自の表面処理技術を用い、高温で酸化されにくく、アルカリや薬品に対して腐食しないニッケルトップは、ハイブリッドやEVの動力を担うニッケル水素電池に採用されている。またハイブリッド車のニッケル水素電池の部材である集電体の生産能力も7割近く増やし、年1万2000トンとする。増産分はハイブリッド車50万台分に相当する。
東洋鋼鈑は、長年培った独自の表面処理技術を用い、高温で酸化されにくく、アルカリや薬品に対して腐食しないニッケルトップは、ハイブリッドやEVの動力を担うニッケル水素電池に採用されている。またハイブリッド車のニッケル水素電池の部材である集電体の生産能力も7割近く増やし、年1万2000トンとする。増産分はハイブリッド車50万台分に相当する。