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2022/11/30 10:33
伊藤忠商事は、先進的な太陽光パネルリサイクル技術を開発する仏「ROSI(ロシ)社」との太陽光パネルリサイクルのビジネス推進・拡大に向けて、第三者割当増資を引受け、資本業務提携契約を締結した。太陽光パネルの寿命は一般的に20年程度と言われ、欧州では2020年半ばから太陽光パネルの大量廃棄が加速度的に増加すると見られている。日本国内では2012年からFIT制度が導入され、2030年頃から太陽光パネルの大量廃棄が発生すると見込まれている。
脱炭素社会を見据えた持続可能な再生可能エネルギーの導入に向けて、これら廃棄太陽光パネルに関する適切なリサイクルチェーンの確立が今後の大きな課題となっている。ロシ社は破砕による太陽光パネルのリサイクル手法とは異なり、太陽光パネルに含有される素材の中で特に市場価値の高い銀・銅・シリコンを化学処理によって純度高くリサイクル回収する先進的な技術を開発しており、2023年初頭からフランスでリサイクル商用プラントの稼働開始を予定している。
脱炭素社会を見据えた持続可能な再生可能エネルギーの導入に向けて、これら廃棄太陽光パネルに関する適切なリサイクルチェーンの確立が今後の大きな課題となっている。ロシ社は破砕による太陽光パネルのリサイクル手法とは異なり、太陽光パネルに含有される素材の中で特に市場価値の高い銀・銅・シリコンを化学処理によって純度高くリサイクル回収する先進的な技術を開発しており、2023年初頭からフランスでリサイクル商用プラントの稼働開始を予定している。