[日経平均]
27,128.38 (+284.89)
[出来高]
1億5187万株
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ＰＰＩは前年同月比11.2％上昇と、過去最大となったが金利が反応しないことで、インフレがピークに近いとされ、米国市場は上昇した。黒田日銀総裁が、「金融緩和策を粘り強く続ける」と発言したことで、内外金利差拡大で円安が加速している。各国の利上げに動きに逆行するもので、黒田ラインと言われる1ドル＝125円を突破したことから、投げ売りも加速したようだ。また、岸田首相はロシア石炭の輸入禁止を表明した。資源高もあり、日本が経常赤字となるリスクも出てきた。

日経平均は小幅続伸のスタートで27000円を回復した。昨日の大幅高で、米国株高を織り込んでいるだけに上値が重くなっている。デルタ航空の好業績見通しで航空株が買い気配、東北新幹線の全線再開もあり、鉄道関連が高い。