東急不動産 ＨＤは、東急ハンズをホームセンターのカインズに売却する。売却額は明らかにしていない。東急ハンズは国内外に63店舗を展開し、従業員も2500人近くを抱えるが、近年は撤退が相次いでいた。住まいと住生活・手づくり関連商品の総合専門小売業として40年の歴史があり、ＤＩＹ文化をリードしてきたが、「生活文化の創造」を掲げ、東急ハンズの課題であるＰＢ商品やＤＸの分野で最先端を走るカインズの下でシナジー効果を狙うこととなった。カインズはオリジナル商品が全売上の約4割を占めている。

カインズは225店舗を展開し、売上は4854億円、従業員は1万3000人を擁している。