リクルートホールディングスは2022年3月期の営業利益を2700億円～3400億円から3500億円～3800億円に上方修正した。インディードなどのHRテクノロジー事業では米国の労働市場での需給乖離は次第に縮小していくと想定し、前年同期比の売上収益を60％～70％程度の増収を見込むなどから増益となる見通し。

また、2022年3月期第2四半期(4-9月)の営業利益は198.3％増の2229億円となった。

セグメント別では、インディードなどのHRテクノロジー事業の利益は589％増の1559億円。世界的な採用需要の高まり継続で有料求人広告利用が増加した。

「スーモ」「ゼクシィ」「じゃらん」などのメディア&ソリューション事業の利益は3.5％増の638億円。住宅・美容が売上収益の回復をけん引した。

人材派遣の利益は18.8％増の502億円。米国と豪州の増益が寄与した。

リクルートホールディングスの株価は1.23％高の8071円で推移している。