武田薬品工業は、2021年7月20日、米モデルナと厚生労働省と、モデルナ製の新型
コロナワクチンを追加で日本に供給することに合意したと発表した。早ければ2022年初頭から5000万回分を輸入する。この合意には、モデルナが開発に成功し、厚生労働省から製造販売の承認が得られた場合には、新型
コロナ変異株に対応するワクチンや追加接種に用いるワクチンを日本に供給する可能性も含まれている。
この追加契約が武田薬品の2021年度の業績予想に与える影響は、ワクチンの供給開始時期によるとしており、業績予想は適切な時期に必要に応じて見直すとしている。
武田薬品工業の株価は0.37%安の3725円で推移している。