日本ガイシとネクストエナジー・アンド・リソースが、メガワット級の電力貯蔵用ＮＡＳ電池と太陽光発電を組み合わせたサービスを提供する。電力小売事業者向けで、パッケージ化により導入コストが削減出来る。太陽光発電による余剰電力はＮＡＳ電池に貯め、夜間や消費電力が多い時間帯に使用する。工場などのエネルギーコスト削減や、二酸化炭素排出量の削減につながる。

ＮＡＳ電池は、危険物保安技術協会による火災安全性能に係る性能評価を受けており、危険物施設の設置と適用の基準について特例が認められている。消火設備は緩和され、リモート監視も認められており、従来より設置が容易になっているようだ。コンテナ型は6メートルコンテナに電池本体と制御装置を収納するが、パッケージ型は現地で組み立て、モジュールを収納するため、省スペースで設置できる。