新型
コロナウイルス感染症治療薬として、回復した患者の血液から採取した抗体を用いる血液製剤の最終
治験が国内で始まった。10月には第1例目の患者が米国で登録されており、日本を含む18カ国で500人規模の最終
治験を行う。武田は買収したシャイアーの技術を開発しており、世界12社が共同で進めている。
また米モデルナのメッセンジャーRNAワクチン
治験を来年1月下旬、米ノババックスの組み換えタンパクワクチンも2月頃から
治験に着手する。ノババックスのワクチンは武田が原薬から製造し、日本国内の流通を担う。