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    決算 2020/7/30 17:42
    (4902) コニカミノルタ 4-6月の営業利益は▲226億円(前期は5億円)
    コニカミノルタの2021年3月期第1四半期(4-6月)の営業利益は▲226億円となった(前期は5億円)。売上高の約6割を占める欧米で新型コロナウイルスによるロックダウンの影響でカラー機や産業印刷ユニットなどが大幅な減収となった。また、新型コロナウイルスの営業利益への影響額は300億円程度としている。

    主なセグメント別では、カラー機などのオフィス事業の営業利益は▲75億円(前期は76億円)。ロックダウンで販売活動が制限され商談や設置が遅れたことから減少した。中国は経済活動の回復で最も軽微で、次に日本。欧米はロックダウンの影響が長期化し減少幅が大きい一方、欧州は5月中旬以降徐々に改善し、6月は改善幅が大きくなった。

    産業印刷ユニットなどのプロフェッショナルプリント事業の営業利益は▲70億円(前期は10億円)。プロダクションプリントユニットは販売活動の制約で商談や設置遅延で減少。産業印刷ユニットは主要顧客の中大手の印刷会社への需要が戻りつつある。マーケティングサービスユニットは欧米やアジアでの販売促進活動やイベント延期で減少した。

    産業用材料・機器事業の営業利益は32.4%減の32億円。材料・コンポーネント分野では、機能材料ユニットでのテレビ向け高付加価値製品が減少。産業用光学システム分野では、光源色向け計測器が好調に推移した。

    コニカミノルタの株価は13円安の309円で推移している。

株式情報更新 (11月23日)


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