売上が半減しても営業黒字を確保出来る収益構造を目指し、ＷＰＲ４プロジェクトによる徹底した原価改善を行っている。E-Axle採用車種の販売台数は累計5万8000台で、3月以降は回復傾向が出ている。テレワーク需要で、超薄型・超小型のファンモータ「ＵＦＦ」が過去最高の出荷台数を記録した。クルマ・ロボティクス・省エネ家電・ドローン・５Ｇを創業以来の大波と捉え、チャレンジ精神を維持している。守りの姿勢が増益を招いたようでもあるが、営業利益率が7.7％から8.3％へ改善しており、車載部門の復調があれば、業績上振れ期待も出てくる。