注目銘柄
2020/4/27 18:55
(6971) 京セラ 20年3月期営業利益は5.7%増 21年3月期は25.1%減を計画
京セラの2020年3月期営業利益は5.7%増の1001億円となった。ソーラーエネルギー事業や有機材料事業で前期に計上した構造改革費用等、約685億円の影響がなくなったことから増益となった。売上高は在庫調整の長期化や新型コロナウイルスの拡大で世界経済が減速し、電子デバイスやドキュメントソリューションが減少した。
セグメント別では、産業・自動車用部品の事業利益は58.9%減の158億円。ディスプレイ等車載向け部品の減少や減価償却費の増加などが影響した。
半導体関連部品の事業利益は179.1%増の305億円。有機材料事業で前期に計上した162億円の減損損失の影響がなくなった。
電子デバイスの事業利益は52.6%減の317億円。ディストリビューターでの在庫調整の長期化や自動車関連の需要低迷、新型コロナウイルス拡大による世界的な景気減速の影響で減少した。
2021年3月期は25.1%減の750億円を計画する。5Gサービスの普及や半導体市場の回復が見込まれる一方、新型コロナウイルスの影響で自動車関連市場向け部品やドキュメントソリューション事業の需要低迷が予想されるとしている。
業績予想は新型コロナウイルスの影響が第1四半期までは不安定な状況が続くものの、第2四半期以降は翌会計年度末に向けて徐々に回復が進むと仮定して算出している。
京セラの株価は171円高の5934円で推移している。
セグメント別では、産業・自動車用部品の事業利益は58.9%減の158億円。ディスプレイ等車載向け部品の減少や減価償却費の増加などが影響した。
半導体関連部品の事業利益は179.1%増の305億円。有機材料事業で前期に計上した162億円の減損損失の影響がなくなった。
電子デバイスの事業利益は52.6%減の317億円。ディストリビューターでの在庫調整の長期化や自動車関連の需要低迷、新型コロナウイルス拡大による世界的な景気減速の影響で減少した。
2021年3月期は25.1%減の750億円を計画する。5Gサービスの普及や半導体市場の回復が見込まれる一方、新型コロナウイルスの影響で自動車関連市場向け部品やドキュメントソリューション事業の需要低迷が予想されるとしている。
業績予想は新型コロナウイルスの影響が第1四半期までは不安定な状況が続くものの、第2四半期以降は翌会計年度末に向けて徐々に回復が進むと仮定して算出している。
京セラの株価は171円高の5934円で推移している。